先日、お店にお邪魔すると、いつもニコニコ笑顔のアゲハママさんの一人が怒っていました。
「○木さん(私の事)、これ見て。グーグルの投稿、ウソだよ!お店が、お客さんだましてるって!」
読んでみると、アゲハで遊んだらぼったくられたという内容でした。
私は、個人でも、接待でも何十回もアゲハに行っていますが、そんな事は一度もありませんでした。周囲でもそんな話を聞いたことがありません。
それに、論理的に考えて、それはないだろうと思います。
理由①ママさんもスタッフも忙しすぎる
アゲハに実際に足を運んだ人なら分かると思うんですが、いつもお客さんで一杯。特にピークタイムは押すな押すなで自分の順番待ちです。ひな壇の前には、女の子を選び中の個人やグループが常に3組ほど陣取り、選び終わると、待っていた人たちが「はい、次のお客様方どうぞ!」と入れ替わり立ち替わりします。テーブルも一杯、「片づけるから少し待ってください」という感じで、てんやわんや状態です。
アブ店長によると、平日で100人、週末や連休はそれ以上をさばくと言います。そんな混雑している状況で、お店の側に「あの客、ぼったくろう」なんて時間も余裕もある筈ないでしょう。見ていると、ママさんたちもスタッフも、お客さんをさばくので精一杯ですよ。
「タイ人って働かない」「怠け者」とか言う人がいますが、アゲハのママさんたちはまるで違いますよ。本当に一生懸命。
だから、ママさんも、ウソ投稿に怒りを覚えているんでしょう。それはそうですよね、あんな真面目に働いているのに、ぼったくりをするなんて書かれたら、誰だって相手を殴ってやりたくなりますよ。
理由②儲かっているので、評判を落とす行為をする筈がない
それにですよ、これだけの人気店だから評判こそ大事。女の子だけでなく、アブ店長以下、ママさんたちやスタッフの人たちの長年の努力が、ここまでの繁盛につながったのだと思います。とにかく有名ですよね、日本のお客さんとバンコクの夜遊びの話をすると、「アゲハっていいんでしょ?」と名前がでてきます。
今や、日本でも知名度が高い有名店が、つまらないぼったくりをすると思いますか?そんなことをしなくても、あれだけ客がいればたっぷり儲かっている筈です。ケチなぼったくりをして、お客さんの評価を落とすなんてセコイ事する訳がないでしょう~。今時、そういう行為をすれば、たちまち噂が広がるのは誰しも知っていますよねら。特にビジネスをしている人間は、そういう点にすごく気遣っている筈。
(もちろん人間だし、日本人と比べてマイペンライなタイ人だし、誰でも計算間違いしたりとかはありますが、これは今回は例外の話です。)
私の仕事関係でも、飲食店のオーナーさんが、「こんな悪口を書かれた!事実と全く違うのに!」と憤慨しているケースがよくあります。
そういった風評の投稿を分析すると、絶対におかしい点を発見できます。その店に行ったことがある人だったらすぐ気づく間違いがあったり、「これ、論理的におかしいよね?」と指摘できる矛盾があるのです。
先述のオーナーさんの件でも、風評投稿の中で、お店がビルの中にあるのに、まるで通りに面しているように書かれていたりとおかしな点がありました。偽投稿なのは明白でした。
アゲハのママさんが怒っていたウソ投稿も、まったく同じパターンですね。
この風評投稿ですが、推測するに、バンコクの売れない店の関係者が、アゲハの人気ぶりに嫉妬してウソを書いたのではないでしょうか?そういう店こそ、暇で、たまに来る客をぼったくっているんじゃないですかね。
皆さん、グーグルのウソ投稿にだまされないでください!ちゃんと読めばウソは見え見えです!
インターネットで情報を得るのは大切なことですが、真実とウソを見分けることが現代ではとても大切になっていると思います。
アマゾンのレビューでも、中国人が自社製品を褒めたたえる投稿をたくさんしていたりしますよね。こちらも、投稿を読むと、日本語がおかしかったりするのですぐにサクラと分かります。
私としては、「とにかく、お店に行ってくださいよ」と言いたいですね。実際にアゲハ体験をすれば、そんな偽投稿の悪評がまったくのウソだってことが分かりますから。
インターネットの腐るほどある情報の海に埋もれるではなく、自分の目で確かめてください。百聞は一見にしかず、という名言の通りです。