
ナスの夏バテ予防効果で、ナスのように反り返れ!
素揚げしたナスを、ダシが効いた味付けで食べる、アゲハの揚げナス。冷めても美味しいし、酒好きの男には大人気のメニューで、120バーツと値段も安い。なので、アゲハに来た際、よくオーダーするメニューの1つだ。
気にならないほどの薄味で、繊維質もタップリで健康にも良さそうだしね。ボリュームも見た目よりあって、お手軽価格ながら、味も安い居酒屋とは一味違うんだよなあ。先日も、ナスがそれほど好きという訳でもない自分が、ひとりでペロリと食べてしまったくらいだ。ツマミ(アテ)としても、ビールとウイスキーどちらにも合う。
そう言えば、タイでは、タイ語で「ゲーンキョワーン」と呼ばれるグリーンカレーなどのタイ料理に入っている、小ぶりのタイ茄子「マクア」を食べる機会は結構あるのだけど、揚げナスのような、大きな日本ナスを使った日本料理を食べる機会はあまり多くないように思う。特にタイの地方にある工場勤務の日本人は、そうなのではないかな。
夏野菜は全般的に体を冷やす効果があるのだけど、ナスはとくにその作用が強く認められていて、昔から高血圧やのぼせ症にナスを食べるといい、と言われているくらいだ。だから、常夏の国タイでナスを食べれば、体の内側から余分な熱を取ってくれ、のぼせも防いでくれる。ちなみに、冷房が効いたアゲハで提供される揚げナスには、体を冷やしすぎないように、生姜(しょうが)とネギが添えられている。心憎い気遣いだ。
また、ナスの実に含まれている「コリン」という成分は、肝臓機能を高める効果があり、夏バテ予防効果もあるそうだ。なので、タイでは、ナスを意識して食べるようにしているんだ。
ナスと言えば、昔の日本の春画やエロ本では、バイブ代わりに使われていたような気がするのだが、タイの小ぶりな丸いナス「マクア」しか見たことない、タイの女の子には「ナス=エロ」というイメージは無いんだろうな。最近の日本でもそうかな?
アゲハには、日本語や日本文化に興味がある女の子も多いので、今度、教えてあげようかな~。