最近、食欲が落ちてきています。
何か変な病気かな~と悩んだりもしています。
そんな訳で、アゲハのメニューを見ても、あまりそそられず、とりあえず冷奴を頼みました。
運ばれてきたのは、豆腐一丁を半分に切ったビッグサイズの冷奴でした。
『うわあ、デカいなあ、こんなに要らないんだけどな…』と少し有難迷惑な気分になりながら、一切れ口に運びます。
うまい。
たっぷりのったかつお節と、丁寧に細かく刻んだネギがアクセントになり、淡泊な豆腐の味が引き立っています。
最初渋々的でしたが、あっという間に完食。冷奴のお陰で胃が動いてきたのか、食欲も出てきて、再びメニューを手に取ることになりました。
アゲハの冷奴恐るべし。
やっぱり日本人は豆腐ですよね。
豆腐って奈良時代に遣唐使によって日本に伝えられて、僧侶の精進料理だったそうです。その後、江戸時代に庶民の間に広がったとか。
冷奴って名前ですが諸説あるみたいですね。
江戸時代、侍の使用人だった奴(やっこ)の着物に四角い紋が入っていて、それが豆腐に似ていたからとか、食材を大きく四角に切ることを「奴に切る」と言ったとか、「冷やっこい」から転じたとか色々あるようです。また石川県や関西地方の一部ではショウガではなくカラシをのせるそうです。面白いですね~。
健康面でも最高です。
人間が生きていくためには蛋白質が必要で、成人で1日50~80gのたんぱく質を摂取しなければならないといわれます。常夏のタイですから、暑さで食欲が落ちる事もあります。そんな時に脂っこい肉は食べられませんよね。
そこで登場するのが冷奴!
豆腐は大豆からできているので蛋白質が豊富。その上、消化吸収率が高いので、胃に負担がかかりません。
私のように「食欲がない、でもビールのつまみに何か」という人にピッタリな訳です!アゲハの冷奴、激安の80バーツで食べられますよ!