日本料理店が多いバンコクでも、メニューとしてチキン南蛮を出す店は数えるほどしか無いのに、タニヤのカラオケで、チキン南蛮? しかも、チキン南蛮発祥の地「宮崎(県)」の名前も付いている。ビールやウイスキーに合う居酒屋メニューの定番・鶏から揚げでも注文しようと、アゲハの食事メニューを見ていた九州男児の私には「宮崎チキン南蛮」のメニューが気になった。しかも、隣に掲載されている「人気」と書かれている「ジューシー鶏から揚げ」と価格も同じで、写真もメニュー名も大きいではないか!
“鶏から揚げはバンコクの他の居酒屋でも食べれるしな”と、宮崎チキン南蛮を注文。なんでも、タニヤにある他の料理屋からのデリバリーではなく、店内で専属の調理人が作っているともこと。
しばらくして料理が運ばれてきたが、居酒屋メニューなのに、かなり本格的。チキン南蛮の衣(ころも)も、ちゃんとチキン南蛮のモノだし、チキンカツにタルタルソースかけてチキン南蛮を名乗っているような、海外でありがちな、なんちゃって?メニューじゃない。チキン南蛮と言えばタルタルソースだが、本格的なタルタルソースで美味しい。付け合わせの生野菜にも、安くて水っぽいタイのキュウリじゃなく、日本のキュウリが使われている点も、タイ人経営の居酒屋とは違う点だ。
かぶりつくと、鶏肉、衣、タルタルソースと混然一体となった、ジューシーな旨みが口の中に広がる。美味しいだけでなく、ボリュームも見た目よりもあった。バンコクでチキン南蛮を出す店と比べても美味しいのではないか?と感じたよ。そう言えば、タイでセブンイレブンを運営しているCPグループは、タイのセブンイレブンだけでなく、日本のセブンイレブンにも、サラダチキンを輸出しているくらい、タイは鶏肉の一大産地だった。
最後に、AGEHAの女の子にウケようとして、アゲハのボーイが「チキン南蛮」と言った瞬間、酔った勢いで、お笑いコンビ「タカアンドトシタカ」のタカのギャグ「誰がチキンだー!」と言ってみたものの、元ネタを知らないタイ人のボーイや女の子にはウケるどころか、逆に引かれてしまったのは誤算だった。。。

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