店長さん、こんばんは!***だよ。この前の連休は世話になったね、ありがとう!薦めてもらった女の子最高だった。
今日メールを書いてるのは、女の子の質やサービスが最高なのはもちろんだけど、料理で感動した事を伝えたいからなんだよ。
俺は大の魚好き。やっぱり日本人なら魚だよな。
アゲハはその魚のメニューがすごく多いのにビックリしたよ。これ、他のカラオケ屋じゃあり得ないだろう?
この前、俺が頼んだのは「しめサバあぶり」。
サバは日本の食に欠かせないよな。何と、縄文時代の遺跡から骨が見つかったって言うんだぜ?サバって名前は、この魚の歯が小さいから=小歯(さば)って呼ばれてたらしい。
でもサバって腐りやすくて食中毒にかかりやすい魚なんだよな。
女のタレントが自分の年齢をごまかす時に、サバを読む、って言うじゃないか?あれって、サバがすぐに腐っちまうから、魚屋がどんどん急いで売ってその時に数なんて気にしなかった、というのが始まりらしい。
そんなサバを俺たちのご先祖さんたちはうまく調理して食えるようにしたんだから、やっぱり日本人はすげえなあ。
焼き魚で食ってもいい、煮魚にしてもいい、寿司にしてもいい。
で、アゲハのしめサバあぶりだけど、これが美味い!
しめたサバの身を焼いてあるけど、この焼き加減が絶妙なんだ。火を通し過ぎたら、新鮮なサバの美味さを逃してしまう。でも生ではダメ。その間を旨く調整している。
いやあ、脱帽だねえ~。
寿司や刺身も、アゲハなら安心して食えるよ。
サバの季節は秋。よく、秋鯖は嫁に食わすな、って言うよな。でも、あれ、意地悪の言葉じゃなくて、脂肪が多いから嫁さんにサバは良くないってのが本当の意味らしいぜ。
あと、サバの日っていうのがある。3月8日だ。3=サ、8=バだよ。面白えなあ。
こんな風に、ことわざとかでサバがよく使われたり、記念日を作っているのは、やっぱり、日本人がサバが好きだからだよな。
日本から遠く離れたタイの地で、美味いサバをありがとう!